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プロジェクト可視化の取り組み

Project Visualization Initiatives

今までのプロジェクト開発では、個々のプロジェクトにて、リーダの技量に頼った、経験に基づく開発管理が行われてきました。
このため、リーダのスキル差によってQCD(品質、価格、納期)にばらつきが出たり、お客様などの第三者がプロジェクトの進捗状況を把握することはとても困難でした。
この原因として、プロジェクト管理の知識が十分ではなかったり、意思決定の根拠が明確になっておらず、QCDを計る物差しが一定でないこともあり、作業状況が見えなくなっていました。
当社では、この問題を解決するため、ソフトウェアの開発管理プロジェクトの可視化を行っています。

プロジェクトを可視化するためには

客観的な判断ができるようにするには、開発プロセスとその成果物を測定して、得られるデータが必要になります。

  1. 上流工程の可視化
  2. 下流工程の可視化
  3. プロジェクト全体を通した運営状況の可視化

1.上流工程の可視化

上流工程を可視化し『誰が見ても状況がわかる』を実現するためプロジェクト審査(PJ)を必須としています。 顧客の期待は、責任を以て物件を納めてもらうことであり、リーダは「何を作るか」、「どうやって作るか」、「如何に作ることを担保するか」に答えられる必要があります。




上流工程の可視化1



プロジェクト審査ではリーダがプロジェクト概要・概算工程・体制図を明文化します。審査者(上長)はこれらと「プロジェクト審査チェック項目」をもとに審査会にて承認します。




上流工程の可視化2



2.下流工程の可視化

下流工程の可視化することにより、不良(バグ、遅延)を数値的に分析し、ピンポイントで、対策を行うことも目標にしています。まず、不具合、機能追加、仕様変更のカテゴリに分け、随時現場より元データを吸い上げ仕分けることで、どこに問題が生じているのかなどを分析します。Redmine、Azure DevOpsなどBTSやITSを利用して可視化しています。また、プログラムの内部ルーチンを静的解析するツール(Code Soner)を導入し、未然に不良を取り除くことも行っています。

お問合せ

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